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「鞆の鍛冶用具および製品」国登録有形民俗文化財 「松江のホーランエンヤ」鳥取の「用瀬の流しびな」無形民俗文化財

2021/1/15 17:21

鞆の鍛冶用具および製品(福山市鞆の浦歴史民俗資料館提供)

 国の文化審議会の15日の答申で、中国地方では福山市の「鞆の鍛冶用具および製品」が広島県内で初めて登録有形民俗文化財になる見通しとなった。松江市の「松江のホーランエンヤ」と鳥取市の「用瀬(もちがせ)の流しびな」は、消滅の恐れがあり記録を残すべき無形民俗文化財となる。

 鞆の鍛冶用具および製品は、ふいご(送風機)や金づち、ヤスリといった用具193点と、船くぎやいかりなどの製品374点の計567点からなる。「鞆錨(いかり)」として広く知られたいかりは、高さ2・35メートルの大錨をはじめ6点。木造船造りに使う船くぎは、木材のはぎ合わせに斜めに打つ縫いくぎ、先の曲がった貝折れくぎなど多種多様な338点がそろう。

 鞆の鍛冶は奈良時代に始まったとされる。江戸時代には全国有数の船具の産地となり、鍛冶屋がひしめいたという。昭和中期まで使われていた用途ごとの道具一式が残り、瀬戸内海沿岸の産業の特色や国内の鍛造技術の変遷を考える上で注目されると評価された。
(ここまで 419文字/記事全文 819文字)

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  • 櫂伝馬船が連なる松江のホーランエンヤ(2019年5月)
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