• トップ >
  • トピックス >
  • 「閉店早める」「開くしか」 時短要請、18日から広島市全域に拡大 協力金ない業種は悲鳴

トピックス

「閉店早める」「開くしか」 時短要請、18日から広島市全域に拡大 協力金ない業種は悲鳴

2021/1/17 22:50

店の入り口に、18日からの営業時間短縮の案内を張る河野店長=17日午後3時21分、広島市西区(撮影・大川万優)

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため広島県が再延長した18日からの集中対策期間を前に、営業時間の短縮や休業を求められた広島市全域の事業者が17日、準備に追われた。協力金が出る飲食業を中心に要請の受け入れが広がる一方、協力金のない映画館やボウリング場は対応が割れた。午後8時以降も営業する経営者は「売り上げを確保できず、開くしかない」と悲痛な声を上げた。

 時短要請の対象に加わった西区のイタリア料理店「マリーナ・マリオエスプレッソ」は閉店を1時間早め、午後8時とする。17日、店の入り口に案内文を張った。河野健太郎店長(41)は「感染が急拡大した年末以降、市中心部と同様に影響を受けている。協力金を伴う要請地域が広がり、ありがたい」と歓迎した。

 お好み焼き店「ちんちくりん」などを経営するケーツーエス(安佐南区)は、西区と安佐南区、府中町の6店を午後8時で閉める。安佐北区のおでん店「どうらく」は休むと決め、店主の佐藤真さん(40)は「テークアウトに力を入れる」と語った。カラオケ店「ビッグエコー」は18日から当面の間、臨時休業中の広島流川本店(中区)を除く市内3店の閉店時刻を、9時間早めて午後8時とする。

 県は外出機会の半減を呼び掛ける。地場流通大手イズミ(東区)はゆめタウン広島(南区)同みゆき(同)レクト(西区)のフードコートを含む専門店の営業を午後8時までとする。百貨店の福屋は八丁堀本店(中区)と広島駅前店(南区)を当面、30分早い午後7時に閉める。

 映画館やボウリング場は対応がばらつく。イオンシネマ広島(南区)など市内のシネコン3カ所と横川シネマ(西区)は午後8時までに上映を終える。八丁座とサロンシネマ(いずれも中区)は前売り券の販売状況などを踏まえ、22日から県の要請に応じる方針だ。

 中区のボウリング場「広島パークレーン」は金曜を除き、終了時刻を午後10時に早める。斉藤雅照社長(45)は「売り上げが落ち込む中、常連客のためにも営業を続けるしかない」と理解を求めた。(小林可奈、山本祐司、秋吉正哉)

【関連記事】

広島県、18日から集中対策再延長 新型コロナ、広島市全飲食店で営業午後8時まで

協力金大幅減、飲食店「痛い」 広島市の準宣言地域見送り

「準宣言地域」はしご外された広島県 政府、広島市の感染「好転」理由に 飲食店向け協力金減額


この記事の写真

上記の写真をクリックすると拡大して表示されます。

  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

トピックスの最新記事
一覧