地域ニュース

【今週の特集】連載アーカイブ「尾道百景」

2021/1/19 8:09

 今週の特集は、紙面で掲載した連載を中国新聞デジタル上で復活する「連載アーカイブ」。初回は、2002年4月〜03年10月に尾三版で連載した「尾道百景」を取り上げます。「坂のまち」「寺のまち」などのテーマごとに12部85回の連載と特集とで紹介した尾道の「風景」は100件以上。今回は連載記事の中から30本を掲載します。今も当時と変わらず、訪れた人たちを魅了する景観が広がります。一方で街は少しずつ姿を変えていきます。こちらの坂、あちらの路地と、思いつくままに街歩きを楽しみながら、今の尾道と比べてみるのも面白いのでは。デジタルアルバムもあります。(※記事の日付は掲載日、年齢などは連載当時)

【坂のまち 健脚の寺】仁王石段 朝から活気(2002/4/10)


尾道
 2体の仁王像と、長さ1・8メートルのわら草履が出迎える山門をくぐると、桜の降り敷く石段が、視界に飛び込む。尾道市のほぼ中央に位置する西国寺。境内の最深部にある三重塔まで、約200段が続く。→続きはこちら

【坂のまち 酢瓶の垣】路地裏に息づく商都(2002/4/18)


尾道
 傘を差した観光客が一列になって歩いていく。文学記念公園から延びる細い路地。そばの垣には、鉄さびのような色をした円筒形の陶器がずらりと埋め込まれている。30年ほど前まで使われていた酢を入れる斗瓶である。→続きはこちら

【坂のまち 文化住宅】関西のモダン 山手に(2003/7/2)


尾道
 JR尾道駅から千光寺山を見上げると、一角に、一風変わった建物群があることに気付く。台形状になった屋根を目印に、傘の幅ほどしかない道を上っていくと、外向けに両開きになる木製窓や、板の間に石が埋め込まれた壁など、山手地区では珍しい洋風の家並みにたどり着いた。→続きはこちら

【坂のまち 南斜面】一休み、振り返ると絶景(2002/4/9)
【坂のまち 蓮花坂】古風な街 貫く生活道(2002/4/11)
【坂のまち 東京物語】郷愁の眺め 名作に命(2002/4/16)
【坂のまち 御袖天満宮】石段、未完の“一枚岩”(2002/7/31)
【坂のまち 山城戸通り】雰囲気醸す 名の響き(2003/7/4)
【坂のまち 鏡岩】る姿に漂うロマン(2003/7/5)

【デジタルアルバム】連載「尾道百景」より


スライドショー
青い夜に包まれた尾道水道。海岸沿いの街灯が光の帯のように延びる(2002年9月12日掲載)
古い家並みが続く千光寺の参道(2002年4月19日掲載)
浄土寺の山門から見下ろした尾道水道。急な石段を参拝者が上ってくる(2002年4月16日掲載)
天寧寺横の小道を、和服姿の女性が日傘を差して歩いてくる(2003年7月11日掲載)
鼓岩。岩の上を小石でたたくと、「ポンポン」と鼓のような音がする(2003年5月7日掲載)
江戸後期から続く土塀の蔵。通りは畳表の問屋街として栄えた(2002年6月8日掲載)
御袖天満宮の門から本殿まで続く55段の石段(2002年7月31日掲載)
旅の思い出がびっしり詰まるタイル小路(2002年8月7日掲載)
朝日に照らし出される浄土寺の境内。国宝多宝塔の前をハトが飛び交う(2002年11月9日掲載)
艮(うしとら)神社横の民家に、かやぶき屋根の門が残る(2003年7月11日掲載)
道すがら会釈を交わす女性。「あいさつ道路」では笑顔が絶えない(2002年7月25日掲載)
山手地区の名物として親しまれているごみ出しのためのてんびん棒(2002年7月24日掲載)
尾道の海の情景を代表する渡船。向島とつなぐ便として活躍する(2002年9月22日掲載)
尾道水道を見下ろす千光寺山南斜面。三重の天寧寺海雲塔が立つ(2002年4月9日掲載)
尾道東高のレンガ塀。レトロな雰囲気を漂わせている(2003年2月12日掲載)
夜空を色鮮やかに染め上げる花火。大輪が尾道水道を照らし出す(2003年7月27日掲載)


【路地のまち 石畳小路】臨海 絵になる歴史色(2002/5/28)


尾道
 本通り商店街にあるしにせのかまぼこ店横に、昔ながらの石を敷き詰めた路地が残る。尾道水道に向かって歩くと、海岸沿いに脚を抱えて座る裸婦像。対岸の向島には、造船所のクレーンがそびえ立つ。→続きはこちら

【路地のまち 勧商場】当時の繁盛を知る石段(2002/5/29)


尾道
 自転車を抱えた男性が、雁木(がんぎ)の跡といわれる石段を下りてくる。一帯を「勧商場」と呼ぶ。今で言う商業テナントの先駆けとされ、1919年ごろ、実業家の大藤忠兵衛が開設した。→続きはこちら

【路地のまち 丹花小路】雲参り 語り継ぐ灯(2002/5/31)


尾道
 国道2号を東に向かい、福善寺前から南に石段を上ると、突然古びた常夜灯が目に入る。「文政六年」と刻まれた石造りのオブジェには雨露がくまなく染みわたり、折からの日差しに一層の趣を増した。→続きはこちら

【路地のまち 鍛冶屋町】看板に鉄と熱の名残(2003/2/6)


尾道
 市役所に近い長江口交差点の手前を西に曲がると、コンクリート舗装の小路が延びる。通る人影は少なく、鉄工所の看板だけが、「鍛冶屋町」と呼ばれた往時の面影をしのばせている。→続きはこちら

【路地のまち 熊野神社】風刺人形、笑みを誘う(2002/6/4)
【路地のまち 西京町】汽船から活気陸揚げ(2002/6/6)
【路地のまち 山脇神社】山の変遷 見守る石像(2003/2/13)
【路地のまち 尻つめり】奇祭 記憶のかなたに(2003/2/15)

【寺のまち 西国寺(真言宗)】近世の息遣い物語る(2002/10/29)


尾道
 金堂の屋根越しに、室町幕府6代将軍の足利義教によって建立されたとされる、朱塗りの三重の塔がそびえる。深まりゆく秋とともに、境内の樹木が、ほんのりと赤く色づき始めている。→続きはこちら

【寺のまち 福善寺(浄土真宗)】ぎょろり竜眼 ええ門(2002/10/31)


尾道
 石段の上に建つ豪壮な山門が、参拝者を出迎える。9月に屋根瓦のふき替えを終えたばかり。頭上を見上げると、手に宝珠を持った欄干の竜が、今にも、ぎょろぎょろと動き出しそうな大きな目で、真正面を力強く見据えていた。→続きはこちら

【寺のまち 常称寺(時宗)】ビルの谷間 唐突に大門(2003/5/23)


尾道
 商店街東端の路地に入ると、ビルと民家の谷間に、室町時代前期の建立という大門が唐突に姿を現す。本堂とは、国道2号とJR山陽線で分断されている。「寺の場所を知らず、門だけがある風景を不思議がる観光客も多いですよ」と、近くで食料品店を営む高橋妙子さん(67)がほほ笑んだ。→続きはこちら

【寺のまち 天寧寺(曹洞宗)】静寂の40分 無念無想(2002/11/5)
【寺のまち 浄土寺(真言宗)】朝の清掃 心清らかに(2002/11/6)
【寺のまち 光明寺(浄土宗)】名横綱に重ねる成長(2002/11/8)
【寺のまち 千光寺(真言宗)】水道染める夕刻の鐘(2002/11/9)
【寺のまち 済法寺(曹洞宗)】拳骨和尚、敬愛の逸話(2003/5/28)
【寺のまち 浄泉寺(浄土真宗)】再建に100年 迫力本堂(2003/5/29)

【レトロなまち 旧商工会議所】商都の薫り 風格今も(2003/4/3)


尾道
 石積みの風格ある外壁に、鉄格子がはまった長窓。「尾道萬迷所(よろずめいしょ)案内」と書かれた赤い看板が立てかけられた入り口を時折、観光客が出入りする。1階には、古びた大時計や蓄音機などが展示され、観光パンフレットが並ぶ。築80年の歴史を持つ旧尾道商工会議所ビルだ。→続きはこちら

【レトロなまち 福助通り】笑み誘う、かみしも姿(2003/4/16)


尾道
 大きな頭にまげを結び、かみしも姿で、きちょうめんに正座する福助が、春の心地よい風で静かに揺れている。市役所に近い中浜通り。商店の軒先に掲げられた愛きょうある姿が、行き交う人たちの笑みを誘う。→続きはこちら

【レトロなまち 住吉浜】繁栄語る問屋の帳場(2003/4/1)
【レトロなまち 老舗旅館】心癒やす、木の温もり(2003/4/4)


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