【速報】鳥取県米子市の繁華街でクラスター発生 接待伴う飲食店でマスクせず、19日の新型コロナ
2021/1/19 16:26
鳥取県は19日、米子市の繁華街、朝日町地区の接待を伴う飲食店で、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。14〜18日に実施した検査で従業員4人、客1人の計5人が陽性となった。従業員の接触者1人を含め、関連の感染確認は計6人となった。
県の調査では、5人全員が店内でマスクを着用していなかった。店の報告によると、昨年末以降に店に立ち入ったのは計34人。19人は18日までの検査で陰性だった。県は残る10人の検査を進めている。
県は昨年12月25日以降に朝日町地区の飲食店を利用し、症状や不安がある人は保健所に連絡するよう呼び掛けているほか、地区の約300店を対象に感染対策の巡回指導を行う。
平井伸治知事はこの日の対策本部会議で「繁華街では従業員や客が店を超えて動き、感染が広がる恐れがある」と述べ、マスクの着用や仕切り設置、「3密」回避などの対策徹底を事業者に呼び掛けた。
県内でのクラスターは6件目。うち昨年末以降に発生した5件のうち、4件が県西部に集中している。
【関連記事】
鳥取県米子市で1人感染、クラスター発生施設の利用者と濃厚接触 19日
山口県で25日、新たに男女2人の新型コロナウイルス感染が確認された。ともに下関市の20代アルバイト。県はまた、入院していた70代男性が亡くなったと発表した。持病があったという。県内での死者は37人と...
新型コロナウイルスへの政府や東京都の対応に問題があるとして、東京五輪の開催に異を唱え、聖火リレーの中止検討を表明した島根県の丸山達也知事が25日、東京の永田町や霞が関を回り、表明の意図への理解を求め...
丸山達也知事の記者会見での主な発言は次の通り。 ■政府による新型コロナ支援の地域格差について 島根県のように飲食店などに営業時間の短縮を要請する必要がなかった地域でも間接的な影響が生じ、売り上げの大...
新型コロナウイルスの緊急事態宣言が10都府県に出される中、国公立大の2次試験の前期日程が25日、全国で始まった。中国地方では15校であり、文部科学省によると、1時間目の受験者は計1万9348人で、1...
通信制の広島県立西高(広島市中区)が、広島都市圏の定時制と通信制の公立学校再編に伴い、3月末で閉校する。1948年に鯉城(りじょう)高通信教育部として開校以来、多様な経歴や背景を持つ生徒を受け入れ、...