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福山城にもひっかき傷 国重文門など9カ所

2021/1/20 23:00
傷が見つかった筋鉄御門の本柱(手前)と控柱(左端)

傷が見つかった筋鉄御門の本柱(手前)と控柱(左端)

 福山市は20日、福山城の国重要文化財「筋鉄(すじがね)御門」など計9カ所で、故意にひっかいたとみられる傷が見つかったと発表した。

 傷は筋鉄御門の大戸を支える本柱に4カ所と建物を支える控柱に3カ所あったほか、市重文の「鐘櫓(やぐら)」に2カ所あった。傷はいずれも1メートルほどの高さにあり長さは9〜47センチ。幅は4〜8ミリで、硬貨など先の丸い硬いものでひっかいたとみられる。

 同様の傷は昨年末以降、岡山城(岡山市)や松山城(松山市)、高知城(高知市)でも見つかっている。

 一連の報道を受け、福山市が19日に見回りをしたところ傷を発見し、20日に福山東署が実況見分した。市は21日に被害届を出し、同署が文化財保護法違反などの容疑を視野に捜査する。市文化振興課は「文化財を傷つけられ非常に残念。いたずらの域を超えている」としている。(菅田直人)

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