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福山市鞆の国重文「太田家住宅」も傷被害 別の文化財でも見つかる

2021/1/21 22:07
国重文「太田家住宅」で見つかったひっかき傷(福山市提供)

国重文「太田家住宅」で見つかったひっかき傷(福山市提供)

 福山市は21日、同市鞆町の国重要文化財「太田家住宅」など計13カ所で故意に引っかいたとみられる傷が見つかったと発表した。19日に福山城の国重文「筋鉄(すじがね)御門」などで同様の傷が見つかったのを受け、点検していた。

【写真】福山市鞆で傷が見つかった文化財

 見つかったのは、太田家住宅正面の跳ね上げ式の大戸に2カ所、市重文「鞆の津の商家」の引き戸に3カ所、国登録有形文化財「いろは丸展示館」の外壁に8カ所。いずれも先の丸い硬いものでひっかいとみられる線状の傷で腰の高さほどにあり、長さ6〜29センチ、幅3〜7ミリだった。

 市と所有者は22日にも被害届を出し、福山西署が文化財保護法違反などの容疑を視野に調べる。同様の傷は昨年末以降、岡山城(岡山市)などで見つかっている。福山市文化振興課は「文化財を冒涜(ぼうとく)しており非常に腹立たしい。怒りを覚える」としている。(菅田直人)


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