地域ニュース

【詳報・案里被告判決公判】<3>下原県議への現金供与について

2021/1/22 1:01

 4 下原に対する現金の供与について

 (1)下原の証言を中心とする関係各証拠によれば、下原の立場や被告人との関係、現金授受の状況について、以下の事実が認められる。

 

 ア下原は、広島県東広島市選挙区において、平成11年から広島県議会議員選挙に当選し続け、平成31年4月施行の同選挙においても、同選挙区から立候補していた。被告人とは、被告人が同県議会議員に初当選した平成15年から、同じ県議会議員として付き合いがあり、また、被告人と同一会派である「自民会」に平成29年まで所属していた。被告人に対しては、期が近いこともあり、冗談を言うなど気さくに接していた。被告人が平成21年に立候補した広島県知事選挙においても、被告人を応援し、同選挙で落選した際には家族ぐるみで励ますなど、被告人と懇意にしていた。

 イ下原は、平成31年3月30日、新聞報道で、被告人が同年4月7日施行の広島県議会職員選挙に立候補しないとの情報に触れ、被告人が本件選挙に立候補するものと理解した。

 

 ウ被告人は、広島県議会議員選挙の投開票日である平成31年4月7日の午後、下原の選挙事務所を1人で訪れた。
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