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核禁止条約「世界的な根本規範」 広島市長、会見で意義を強調

2021/1/22 14:57

核兵器禁止条約の発効を受け、国家と市民レベル両方で廃絶に向けた取り組みを強化すると訴える松井市長

 核兵器禁止条約が発効した22日、広島市の松井一実市長は市役所で記者会見し、あらためて条約発効の意義を強調した。

 松井市長は、署名や証言活動で条約制定を後押しした多くの被爆者に向けて「核兵器は無辜(むこ)の民を殺りくする絶対悪と訴え続けてこられた被爆者に敬意を表する」と述べた。

 核兵器の使用や保有を全面禁止する条約について「核兵器を明確に違法とした世界的な根本規範。廃絶を目指す市民社会の取り組みに不可欠な道しるべとなる」と評価した。

 使用されれば壊滅的な被害を及ぼし、誤作動や事故といったリスクも踏まえ「人類を人質にする核兵器の存在は断じて受け入れられない。そういう総意を国家と市民レベルの両方から醸成していく」と話し、条約発効を保有国や「核の傘」に頼る同盟国の為政者に政策転換を迫る契機にするとした。


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