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核なき世界へ前進誓う 広島・長崎・東京で禁止条約発効記念行事

2021/1/23 21:16
核兵器禁止条約発効の記念行事で平和活動への決意を語る若者たち

核兵器禁止条約発効の記念行事で平和活動への決意を語る若者たち

 核兵器禁止条約の発効から一夜明けた23日、記念行事「核なき世界へスタート!」が、広島・長崎・東京の3会場で開かれた。新型コロナウイルス感染対策のために無観客とし、インターネットで配信した。被爆者は条約に不参加の日本政府などに批准を求め、若者は平和活動への決意を語った。

 各地の被爆者団体や反核団体などが主催。広島市では、広島YMCA国際文化センター(中区)で、平和活動に携わる若者5人が取り組みを発表した。

 米国出身の広島大大学院生アルビン・コイコイ・ジュニアさん(26)は、昨年8月に6カ国の学生でまとめた「学生ヒロシマ宣言」を紹介。「自分の国を守るために核に依存すれば廃絶は困難になる」と訴え、保有国の条約参加を願った。高校生は、被爆者の証言をもとに「原爆の絵」を描く活動について発表した。

 県被団協(坪井直理事長)の箕牧(みまき)智之理事長代行(78)と、もう一つの県被団協の佐久間邦彦理事長(76)も登壇。日本政府に批准を求める活動を一層進める考えを示した。

 長崎市では、平和問題に関心を抱く通信販売大手ジャパネットたかた創業者の高田明さんと田上富久市長が条約を巡り意見交換。東京では、カナダ在住の被爆者のサーロー節子さん(89)のビデオメッセージを上映した。(水川恭輔)

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