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石橋氏、広島3区支部長「内定」どまり 自民

2021/1/25 23:02

 自民党は25日、衆院広島3区の新たな支部長に、党広島県連が次の衆院選で擁立を目指す新人で県議の石橋林太郎氏(42)を内定した。広島3区は公選法違反罪で公判中の河井克行元法相(57)=自民党を離党=の地元。連立を組む公明党は斉藤鉄夫副代表(68)=比例中国=を公認済みで、どちらを与党候補にするか両党の調整が焦点になる。

 自民党の二階俊博幹事長や山口泰明選対委員長は党本部で、石橋氏や宮沢洋一広島県連会長(参院広島)らと会談。党支部長の内定を伝え、「頑張ってほしい」と激励した。

 宮沢氏は会談後、「(公明党との)協議の結果を受けて支部長に選任するとの話だった」と説明。「自民党が議席を得るのが一番いいと思う」としつつ、公明党との協議は党本部に委ねる考えを示した。内定にとどめる党本部の異例の対応に、石橋氏は「一歩前進だが(与党調整は)できるだけ早くしてほしい」と訴えた。

 広島3区を巡っては、公明党との選挙協力を重視する観点から「広島3区は斉藤氏、比例代表中国ブロックに石橋氏が回る」との見方がある。報道陣に問われた宮沢氏は「内定のお祝いの日。そのようなことを言う必要がない」と退けた。

 二階氏はこの日の記者会見で、公明党との調整の見通しについて「できるだけ速やかに対応したい」と強調。選挙の実務を担う山口氏は「小選挙区で与党同士が戦うことはありえない」とし、石橋氏が比例中国に回る可能性は「相手のあること」と述べるにとどめた。

 広島3区ではほかに、立憲民主党が新人で元会社役員のライアン真由美氏(57)、NHKから自国民を守る党は新人で党広報担当の新藤加菜氏(27)を立てる。河井氏の態度は明らかになっていない。(下久保聖司、桑原正敏、境信重)


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