給付金詐取、逮捕者23人 鳥取除く中国4県、全国では計267人
2021/1/26 22:46
新型コロナウイルスの影響で収入が減った事業者に対する国の持続化給付金を詐取したなどとして、中国地方では鳥取を除く4県で計23人が詐欺容疑で逮捕されたことが26日、各県警への取材で分かった。警察庁によると、全国では計267人に上る。事業者の申請による「性善説」に基づく制度が広く悪用された実態が浮かぶ。
今月22日時点の中国地方の逮捕者の内訳は岡山が12人と最も多く、広島8人▽島根2人▽山口1人―で鳥取はゼロ。警察庁によると全国では41都道府県で詐欺未遂容疑も含めて267人が逮捕され、132人が書類送検されている。中国地方の各県警は書類送検の人数は明らかにしていない。
▽被害1億円超す可能性も…
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