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城下町の新改築、補助拡充を検討 岩国市長が意向

2021/1/26 23:34
岩国城下町の風情が残る町並み。新改築時の補助の拡充を求める住民の声は根強い(岩国地区)

岩国城下町の風情が残る町並み。新改築時の補助の拡充を求める住民の声は根強い(岩国地区)

 岩国市が国重要文化的景観への選定を目指す錦帯橋と岩国城下町を中心とした錦川下流域について、福田良彦市長は26日、城下町で建物を新改築する際の補助制度拡充を前向きに検討する意向を示した。市は同日、選定を文化庁に申し入れた。

 福田市長はこの日の定例記者会見で「地域の景観を未来に残し、地域全体の付加価値を高めていく」と狙いを説明。「今後、建て替えや補修に対し補助制度を拡充する方向で検討していきたい」と述べた。

 江戸期の町並みが残る城下町では、横山地区で1998年度、岩国地区は2015年度から国事業を活用した補助制度がある。19年度には両地区で10件(計約530万円)を補助した。

 住民には往時の景観に合わせて新改築するには補助率が低いという思いも根強い。福田市長は「補助が十分でないとの声も承知している。補助率の見直しと市独自制度の両方を検討していきたい」と述べた。

 国重文景観選定は文化庁に申請後、文部科学相が文化審議会に諮問し可否が判断される。


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