コロナ死者70代以上が83% 広島県内、高齢ほど死亡率高く
2021/1/26 23:00
広島県は26日、県内で新型コロナウイルスに感染して亡くなった人のうち8割超が70代以上だったと明らかにした。死亡率を年代別でみると、高齢になるほど高いという。お年寄りにうつさないために「まずは自分が感染しない行動をしてほしい」と訴えている。
県によると25日時点で感染者88人が死亡した。今回は20日までに亡くなった77人を対象に、年代や、感染者のうち死亡した割合を示す死亡率などを分析した。
死亡者の年代別の内訳は80代が42・9%で最も多い。70代が20・8%、90代以上が19・5%で続き、70代以上が合計83・2%に達した。60代は13・0%、50代以下は3・9%だった。
死亡率は90代以上が14・6%で最も高い。80代が11・4%、70代が3・8%だった。
発症から亡くなるまでの日数別は、6〜10日が28・6%で最も多い。5日以内が13・0%など、20日以内が8割弱を占めた。
死亡者のうち基礎疾患があった人の割合は89・6%に上った。陽性が分かった時には無症状で、その後に重症化して亡くなった人は18・2%だった。
25日時点の県全体の死亡率は1・9%で、全国平均の1・4%を上回る。県は「感染者に高齢者が多い。高齢者と同居していたり、仕事などで接したりする人は特に気を付け、一人一人が命を守る行動をしてほしい」と呼び掛けている。(赤江裕紀)
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