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広島の大規模PCR、専門家の見方は 「感染の連鎖断つ考え正しい」「10億円使うならアイデア募って」

2021/1/29 21:53

 日本臨床検査医学会理事で長崎大大学院の柳原克紀教授(病態解析・診断学)

 最初は無症状でも亡くなる例があり、早期発見と早期治療が原則だ。無症状の人を多く検査して感染の連鎖を断つ、という考え方は正しい。併せて、これまでの検査に影響が出ない仕組み作りや、感染リスクがある人ほど検査を受けないという偏りを減らす工夫が求められる。ただ、大規模の検査を何度もするのは現実的ではない。その後は、高齢者施設や医療機関などでの定期的な検査を徹底し、大きなクラスターを水際で防ぐことを考えてほしい。

 国際医療福祉大の和田耕治教授(公衆衛生学)

 離島のように人の移動が制御できて、住民全員に検査を行って封じ込めるということなら、大規模なPCR検査はあり得る。ただ検査の際には、陽性となった場合に隔離が行われることにも同意を得る必要がある。そのため慎重になる人もいるだろう。財源や検査に必要な人的資源、試薬などは限られている。10億円という予算があるなら、今後どう使えば広島の新たな感染拡大の抑え込みに効果的か、専門家のアイデアを募るなどして戦略的に使うべきだ。


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