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利便向上や交流に期待、住民ら「時間読める」 木原道路、3月14日開通決定

2021/2/1 21:03
仕上げの舗装が進む木原道路の工事現場(尾道市福地町)

仕上げの舗装が進む木原道路の工事現場(尾道市福地町)

 国道2号の木原道路(尾道市福地町―三原市糸崎、3・8キロ)の開通日が3月14日に決まった1日、地元住民や経済界は喜びに沸いた。接続する尾道バイパスの1972年開通から半世紀。ようやくつながる東西の大動脈に、生活の利便向上や両市の交流促進への期待が高まった。

 「計画が浮上した子どもの頃から待ちわびていた」。木原連合町内会の奥田浩久会長(66)=三原市木原=は感慨深げに話した。尾道、三原両バイパスに挟まれた国道2号は朝夕の渋滞が激しく、事故時は10キロ進むのに1時間近くかかることもある。「通勤も友達との約束も、時間が読めなかった。やっと不便さから解放される」

 企業や観光関係者からも歓迎の声が上がった。糸崎倉庫(三原市)の岡本達夫営業部長は「渋滞する立地がネックだった。今後は便利だとアピールできる」。尾道観光協会の樋本健二事務局長は「尾道から竹原、大久野島を巡る観光が便利になる」と強調する。

 三原商工会議所の森光孝雅会頭は「ようやく尾三が一つになる」とうなずく。尾道商工会議所の福井弘会頭も「コロナで苦しい中、明るいニュース。物流網が安定し、災害にも強くなる」と力を込めた。

 木原道路を介して三原、尾道両バイパスがつながることで、三原市中心部の渋滞も緩和が期待される。芸陽バス(東広島市)の田島智昭取締役は「渋滞を避け、経路が複雑になった路線もある。定時性が確保できるなら、分かりやすい経路への変更も検討したい」と話す。(馬場洋太、森田晃司、政綱宜規)

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