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【詳報・克行被告第35回公判】佐藤一直広島県議証言<3>供述調書を変えたいという思いがずっとあって

2021/2/2 0:48

検察官 検察官に趣旨をどう供述したか。

証人 趣旨については、最初は違法じゃないと思うと最初から言いました。

検察官 違法なお金の趣旨をどう理解したと供述したか。

証人 よく国会議員から地方議員にある寄付のお金と思いましたと供述しました。

検察官 どう思ったか。

証人 趣旨はこういった寄付金みたいなものと思いました。

検察官 何を頼まれていると供述したか。

弁護人 異議あり。前提にそういう質問があって寄付と結びつかないと言っている。

検察官 お金の名目、趣旨は。

弁護人 選挙を頼まれたことが前提に質問している。

裁判長 検察官の話を聞いている。調書をどう立証に使うのか。

検察官 証言と捜査段階の供述に齟齬(そご)がある。

裁判長 供述調書の内容を知らない。

検察官 調書には、案里さんへの投票や案里さんを当選させるための選挙運動を頼む意味とある。

証人 そう思っていなかったです。検察官から、この時期に渡されたお金が選挙違反だと、聞いてもらえなくて認識を否定されました。最終的に買収になるかもと分かっていたが、認識は買収と思っていません。私がしたことは買収と認めることがあったことを話しました。受け取った時の認識は認められないと言われ、すごく困りました。

検察官 買収になることが分かっていたと話したか。

証人 検察官に言われたその当時、買収と思い、今どう思うかと言われて、受け取ったことを認め、買収になるかもと理解しました。そこを否定するつもりはなく、検察官が買収と言ったので、そうなるかもと答えました。なんとなく買収と思いました。当時は買収と思うようになってしまって、少し後悔して、調書を取った後、検察官に電話して、調書を変えたいと電話を差し上げました。担当の方は、あなたがどう思っているか裁判は関係ない。お互いが買収じゃないと言えば、買収にならないこともある。変わることもある。法廷で変わっても、調書を変える必要はないと言われました。それで調書を受け入れました。

検察官 買収であり、当然もらってはいけないと思ったと供述したか。

証人 書いてあるので、したと思います。供述調書を変えたいという思いがずっとあって、検察官に変えたいと連絡しました。

検察官 後になって連絡したか。

証人 はい。

検察官 当選祝いに対して、捜査段階ではどう答えた、と話したか。

証人 当選祝いに対して、いや私は無所属だからいらないです、と言いました。

検察官 当選祝いと思ったか、思っていないか。どう当時供述したか。

証人 供述では当選祝いと言ってきたのは、私が受け取りやすいように当選祝いと言ったと思いますと答えたと思います。

検察官 当選祝いじゃないけど、当選祝いは口実と思ったと言ったか。

証人 それは河井被告側がそう思ったのではないかと伝えました。

検察官 録音録画で、そう感じたと供述していないか。

証人 だと思いますが。

検察官 なんでそんな話をしたか。

証人 なぜ?

検察官 当選祝いは口実だと話したのではないか。

証人 当選祝いと言われ、当選祝いと思いました。それを含め、検事からそうでないだろ、と私自身の発言が認められなかったので、そういう供述になったと思います。

検察官 言ったか、言っていないか。

証人 書いてあるなら、そう言ったと思います。
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