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【プロゴルフ】プロキャディー野村、世界に挑む 広島市安佐南区在住、20年秋の「日本一」稲森とタッグ

2021/2/3 8:38
日本オープンのフラッグを手に「稲森のプレーが世界に通用することを一緒に証明したい」と力強く語る野村

日本オープンのフラッグを手に「稲森のプレーが世界に通用することを一緒に証明したい」と力強く語る野村

 ▽米ツアー・全英OPに帯同

 広島市安佐南区在住でゴルフのプロキャディーをしている野村拓矢が今季、「日本一」の相棒として世界に挑む。タッグを組むのは昨秋の日本オープンを制した稲森佑貴。今年2月の米ツアーや同7月の全英オープンに帯同する26歳は「平常心で臨めるよう全力でサポートする」と誓う。

 稲森と初めて組んだ日本オープンは「しっかりコースマネジメントをこなせた」と振り返る。印象深かったのは最終日の14番(パー4)。ラフからの2打目、奥に下る高速グリーンでピン位置は手前。狙ってもピン近くに止めるのは難しいと判断した。「グリーン手前のバンカーに入れ、寄せてパーを取ろう」。稲森もこの提案を受け入れパーセーブ。我慢のゴルフを貫き逆転優勝につなげた。

 1学年下の稲森との出会いは2019年。同世代の選手を介して知り合い、意気投合した。昨季は5、6戦担ぐ予定だったが、新型コロナウイルスの影響で大半が中止。その間もツアー再開を見据え、鹿児島や広島で一緒に合宿を張った。

 広島・広陵高出身。徳山大4年時の16年にキャディーを始め、S・H・キム、時松隆光ら多くの選手のバッグを担いだ。その中でも稲森とのコンビは「自分の意見を聞き入れてくれるので、すごくやりがいがある」とうなずく。

 新型コロナ禍で、予定通り海外で試合があるかは不透明だ。「無観客でいいからやってほしい。彼のプレーが世界に通用することを一緒に証明したい」。大舞台に臨む相棒の背を、隣で支える覚悟でいる。(山本堅太郎)


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  • 日本オープンで稲森(右)とコンビを組む野村(2020年10月)

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