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広島県内の医療現場「緩み警戒を」 コロナ入院127人、第1波・第2波より多く 対策継続を県民に呼び掛け

2021/2/8 23:36

 広島県の新型コロナウイルスの新規感染者は、昨年11月以降の「第3波」のピークと比べ、10分の1ほどに減った。県内の医療者は「県民の感染対策の成果」と評価する。一方、入院患者はいまだに多く「油断すると感染者が急増し、医療機関が逼迫(ひっぱく)する恐れもある」と、協力の継続を呼び掛ける。

 県が公表する新規感染者は、12月25日に最多の141人に達した。しかし1月31日以降は20人以下が続き、10人を下回る日も増えている。ただ、7月のピークの19人と比べれば、下がり切っていないという見方もある。

 入院患者は今月7日時点で127人(県外での入院を含む)で、第1波、第2波の最多人数よりも多い。コロナ患者専用病床(477床)の使用率は26・2%。1月初旬の8割と比べるとずいぶん低くなったものの、使用率だけをみると政府分科会が示す感染状況のステージ3(感染急増)に当たる。

 県医師会の松村誠会長は「県民が外出自粛などに取り組んだ成果が現れた」と感謝する。一方で「急増する恐れもある。入院を受け入れる病院などに負担が掛からないよう、もうしばらく協力をお願いしたい」と訴える。

 広島大病院の大毛宏喜教授は、介護施設の職員たちが積極的に検査を受けていることも、大きなクラスター(感染者集団)になる芽を摘んでいるとみる。「もう少しで入院患者も減る。ただ、感染は山と谷を繰り返すので、ワクチン接種が行き渡るまでは、行動にブレーキをかけることが必要になる」と話している。(衣川圭) 


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