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広島県の貯金、財調基金ゼロに 165億円全額取り崩し 21年度予算案

2021/2/12 11:00

 広島県は、自由に使える貯金である財政調整基金の残高を当初予算編成段階で初めてゼロにする。2021年度当初予算案で、165億円の全額を取り崩す。新型コロナウイルスの影響で大幅な税収減が見込まれるのを理由としている。借金である県債の残高は21年度末に2兆4617億円へ膨らむ見通しで、2年連続で最多を更新する。

 県によると、財政調整基金は1998年度に7800万円、99年度と00年度に1億300万円となるなど底を突きかけたことはあるが、ゼロはなかった。同様に貯金とする減債基金(借金返済に備えた蓄え)は72億円を使い、残りは121億2500万円となる。

 県は財政調整基金と減債基金を「財源調整的基金」と位置付ける。この残高について、20年10月にまとめた21年度から5年間の中期財政運営方針では、災害発生に備えて当初予算編成時に100億円以上を確保するとの目標を掲げた。今回は辛うじてクリアしており、県財政課は「財政運営がまったく立ちゆかない状況ではない」と説明する。

 ▽県税収入の推計は下振れに…
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