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トモエガモ大群2000羽 島根県美郷の江の川 専門家「珍しい」(2019年12月26日掲載)

2021/2/13 12:25
群れで江の川の水面を泳ぐトモエガモ

群れで江の川の水面を泳ぐトモエガモ

 環境省が絶滅危惧U類に指定する冬鳥トモエガモが、島根県美郷町の江の川に2千羽を超える群れで飛来している。専門家は「大群が見られるのは非常に珍しい」と驚いている。

 トモエガモは、体長約40センチで雄は顔に緑と黄、黒の3色の模様があり、雌は茶色。美郷町には、旧三江線の石見松原駅と潮駅間の江の川一帯に飛んできている。羽を休めながら水面を泳ぎ、人などの気配に気付くと一斉に羽音を響かせて飛び立って移動している。

 日本鳥類保護連盟専門委員の漆谷光名さん(66)=三次市=によると、トモエガモは冬場にユーラシア大陸から飛来する。広島、島根県境のため池や川では毎年のように数羽の発見報告があるが、「群れは多くて100羽くらい。こんな大群は聞いたことがない。目を疑った」と驚く。

 大群になった理由や、いつ飛び立つのかは不明。漆谷さんは「とても警戒心の強い鳥。観察するなら、できるだけストレスを与えないよう静かに見てほしい」と呼び掛けている。(八百村耕平)


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  • 江の川に飛来したトモエガモ。顔に、緑などの3色の模様があるのが雄(漆谷光名さん提供)

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