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東日本大震災10年、防災や被災地支援考え直すとき 広島県立図書館で企画展

2021/2/13 17:04
東日本大震災の発生翌日の各紙朝刊が並ぶ企画展のコーナー

東日本大震災の発生翌日の各紙朝刊が並ぶ企画展のコーナー

 3月11日に発生から10年となる東日本大震災をテーマにした企画展が、広島市中区の県立図書館で開かれている。当時の新聞や約200点の所蔵資料を集め、この10年の被災地の歩みや震災が社会に与えた影響を振り返る。3月31日まで。無料。

 発生翌日の各紙の朝刊1面や写真特集を同館入り口前のロビーに展示。「東北震度7 大津波」の見出しが付いた記事をはじめ、津波に襲われた市街地の写真、震災報道一色になって空白が目立つテレビ番組欄などが並び、緊迫した当時の状況を伝える。館内には、被災地の姿を捉えた写真集や手記を中心とした所蔵資料をそろえた。一部を除いて貸し出しする。

 企画に携わった植田佳宏副館長は、発生2年後に訪ねた福島県の仮設図書室などを自ら撮影した写真を出品した。「震災を忘れないでほしい、という現地の司書たちの言葉が心に残っている。新聞紙面や資料を生かし、防災や被災地支援についてあらためて考えたい」と来場を呼び掛けている。

 月曜と祝日、特別整理期間(3月1〜12日)は休館。(奥田美奈子)


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