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宮城、福島で震度6強 負傷者10人以上 津波の心配なし、原発も異常確認されず

2021/2/14 1:04

大きな揺れで書類などが散乱した福島県広野町役場=13日午後11時41分

 13日午後11時8分ごろ、宮城県南部、福島県の中通りと浜通りで震度6強の地震があった。気象庁によると、震源地は福島県沖で、震源の深さは約60キロ。地震の規模はマグニチュード(M)7・1と推定される。その後も震度3などの地震が続いた。気象庁ホームページによると、東北沖を震源とする最大震度6強の地震は、2011年4月以来約10年ぶり。

 宮城、福島両県は対策本部を設置。少なくとも10人以上の負傷者が出ているほか、集合住宅での火災や落石、電線の断線といった情報もあり、県警や消防などが被害の確認を急いでいる。

 気象庁によると、沿岸では若干の海面変動があるかもしれないが、津波の心配はないとしている。東京電力によると、福島第1原発は地震による異常を確認中で、放射線を監視するモニタリングポストのデータの変化は報告されていない。 

 東日本高速道路によると、福島県と宮城県の東北自動車道、常磐自動車道などが通行止めになった。常磐自動車道では路面の隆起や土砂崩れも報告されている。JR東日本によると、東北、上越、北陸、東海道の各新幹線が一部区間で停電し一時運休した。電力会社などによると、停電も東北から関東、東海の広範囲で少なくとも約90万軒で発生した。

 東北電力によると、宮城県の女川原発で設備に目立った異常はなく、放射線監視装置の数値も変化はない。日本原子力発電によると、茨城県東海村の東海第2原発も異常は確認されていない。

 政府は首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置し、菅義偉首相や小此木八郎防災担当相も入って情報を収集。警察庁は災害警備本部を設置した。

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