広島市民病院で再びクラスター 新型コロナ、職員5人感染
2021/2/15 20:34
広島市は15日、広島市民病院(中区)で職員5人の新型コロナウイルス感染が14日までに判明し、クラスター(感染者集団)が発生したと発表した。20代2人と30代3人で、いずれも軽症か無症状という。同病院でのクラスター発生は昨年12月に続き2回目。
同病院などによると、感染が発生したフロアは14日から28日までの2週間、新規入院を中止している。救急搬送の受け入れや診療は通常通り行っている。
11日に職員1人が体調不良のため医療機関を受診して陽性が判明。同じのフロアに勤務する職員77人と患者14人をPCR検査し、12日に4人、14日に1人の感染が分かった。同病院は「市民に信頼され満足される医療を提供することが使命だが、2度目のクラスターを発生させ、多大な心配とご迷惑を掛けて申し訳ありません」としている。
この日の新規感染者の発表は、市民病院の職員1人を含む3人。
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