コラム・連載・特集

【今週の特集】中国地方の絶滅危惧種

2021/2/16

 今回の特集は「絶滅危惧種」がテーマです。環境省レッドリストの絶滅危惧種は現在、合計3716種に上ります。各都道府県も絶滅危惧種を指定し、さまざまな団体が生息地を守り、再生する取り組みを続けています。今回紹介するのは、絶滅危惧種や準絶滅危惧種のほんの一部ですが、身近な自然について考えるきっかけにしていただだければと思います。(※日付は掲載日)

 絶滅危惧チョウ保護20年 地元住民らが花植栽(2020/9/8)


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 絶滅危惧種のチョウ、ヒョウモンモドキを地元の住民が保護する活動が20年続いている。住民グループ「ヒョウモンモドキ保護の会」が中核を担い、地元農家の協力で管理を続ける地域では生息数が増えるなど成果も出た。→続きはこちら


【動画】絶滅危惧種のヒョウモンモドキ 続々と羽化

 【デジタルアルバム】絶滅危惧種・準絶滅危惧種


スライドショー
ギフチョウ(環境省絶滅危惧U類、山口・岡山県などの絶滅危惧T類)
ヒョウモンモドキ(環境省絶滅危惧TA類、広島・島根県などの絶滅危惧T類)
モートンイトトンボ(環境省準絶滅危惧種、山口・島根県などの絶滅危惧T類)
ミヤジマトンボ(環境省絶滅危惧TA類、広島県絶滅危惧T類)
ハッチョウトンボ(広島・山口・島根・鳥取県などの絶滅危惧U類)
ハクセンシオマネキ(環境省絶滅危惧U類、広島・岡山県などの準絶滅危惧種)
ハマガニ(島根県絶滅危惧T類、島根県などの絶滅危惧T類)
スイゲンゼニタナゴ(福山市提供、環境省絶滅危惧TA類、広島県・岡山県の絶滅危惧T類)
カブトガニ(環境省絶滅危惧T類、広島・山口・岡山県などの絶滅危惧T類)
ブッポウソウ(環境省絶滅危惧TB類、山口・岡山・島根・鳥取県などの絶滅危惧T類)
クロツラヘラサギ(山口市提供、環境省絶滅危惧TB類、山口・島根県などの絶滅危惧U類)
ミチノクフクジュソウ(環境省準絶滅危惧種、岡山・島根・鳥取県などの絶滅危惧T類)
イズモコバイモ(環境省絶滅危惧U類、島根県絶滅危惧T類)
鮮やかな花を咲かせたオニバス(環境省絶滅危惧U類、広島・島根県などの絶滅危惧T類)
サギソウ(環境省準絶滅危惧種、島根・鳥取県などで絶滅危惧T類)
ガガブタ(環境省準絶滅危惧種、広島・岡山県などの絶滅危惧U類)

【絶滅のおそれのある種のカテゴリー】※環境省ホームページ参照
(1)絶滅…わが国ではすでに絶滅したと考えられる種
(2)野生絶滅…飼育・栽培下でのみ存続している種
(3)絶滅危惧T類…絶滅の危機に瀕している種
(4)絶滅危惧TA類…ごく近い将来に絶滅の危険性が極めて高い種
(5)絶滅危惧TB類…TA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種
(6)絶滅危惧UI類…絶滅の危険が増大している種
(7)準絶滅危惧…生息条件の変化によっては「絶滅危惧」になる可能性のある種


 ブッポウソウでブドウ畑の害虫駆除 広島県世羅町(2020/5/4)


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 ブドウの害虫を環境省が絶滅危惧IB類に指定するブッポウソウに食べてもらい、広島県世羅町産の新たなブランドワインをつくるプロジェクトが始動した。せら夢公園(世羅町黒渕)内のせらワイナリーや自然観察園などが連携する。ブドウ畑近くに巣箱を設け、良質なワイン生産につなげる。→続きはこちら


 「水辺の貴婦人」珍鳥セイタカシギが飛来(2020/9/5)


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 すらりと長いピンクの脚が特徴で「水辺の貴婦人」と呼ばれる渡り鳥のセイタカシギが山口市阿知須の県立きらら浜自然観察公園に飛来している。環境省レッドリストの絶滅危惧II類に指定される珍鳥でバードウオッチャーのあこがれともいわれる。→続きはこちら


 求愛ダンス、リズミカルに ハクセンシオマネキ(2020/8/18)


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 松永湾に注ぐ福山市南今津町の藤井川の河口干潟で、環境省が絶滅危惧II類に指定するスナガニ科のハクセンシオマネキが求愛のダンスを繰り広げている。→続きはこちら


 絶滅危惧鳥シロエリオオハム、広島県北に19年ぶり飛来(2020/2/26)


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 広島県が絶滅危惧I類に指定する、アビ科の冬鳥シロエリオオハム1羽が、三次市の馬洗川に飛来した。専門家によると、県北では19年ぶりという。→続きはこちら


 ミサゴ、魚狙い急降下 福山の芦田川河口(2020/7/3)


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 環境省が準絶滅危惧種に指定するミサゴが巣立ちの時期を迎え、福山市の芦田川河口での「狩り」が盛んになっている。川面に向かって急降下し、水しぶきを上げながら魚を捕獲する姿が観察できる。→続きはこちら


 東広島にオオキトンボ 絶滅危惧種 県内初 スナアカネも(2018/10/22)


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 広島県内で報告例がない赤トンボの一種オオキトンボが東広島市のため池に生息していたことが21日、分かった。環境省レッドリストの絶滅危惧TB類。近年急速に減り、多くの県で絶滅したとみられていたが、ため池では雌が産卵しているような姿も確認された。→続きはこちら


 ナゴヤダルマガエルとブッポウソウ 三次市が希少生物に(2020/10/3)


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 三次市は、同市作木町に飛来する夏の渡り鳥「ブッポウソウ」と、同市吉舎町に生息する「ナゴヤダルマガエル」を、捕獲に許可が必要な条例に基づく希少野生動植物に指定した。2018年3月に希少野生動植物保護条例を制定して以来、初の指定。→続きはこちら


 アビに会えない 広島の県鳥(2018/5/10)


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 広島県内で、県鳥の渡り鳥アビの越冬数が減り、姿を観察しづらい状況になっている。1960年代には数千羽が渡り来たとみられるが、今季の観測数は最大61羽に落ち込むなど「県の鳥」としては危機的な状況となっている。→続きはこちら

 トモエガモ大群2000羽 島根県美郷の江の川(2019/12/26)


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 環境省が絶滅危惧U類に指定する冬鳥トモエガモが、島根県美郷町の江の川に2千羽を超える群れで飛来している。専門家は「大群が見られるのは非常に珍しい」と驚いている。→続きはこちら

 ハッチョウトンボすいすい 世界最小級(2019/7/9)


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 廿日市市大野の自然公園「おおの自然観察の森」で、世界最小級のトンボであるハッチョウトンボが飛び交っている。8月中旬まで見ることができる。→続きはこちら

 危惧種トンボ お散歩ふわり 浜田市金城の公園で2種(2019/6/26)


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 しまねレッドデータブックの絶滅危惧T類に指定されているモートンイトトンボと、同U類のハッチョウトンボが、浜田市金城町下来原のとんぼ公園で舞い始めた。いずれも8月ごろまで観察できるという。→続きはこちら

【動画】島根の絶滅危惧T類・U類のトンボを観察

 オオミズナギドリ危機 絶滅危惧U類(2019/7/9)


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 山口県上関町の無人島の宇和島で営巣する県レッドデータブックの絶滅危惧U類のオオミズナギドリが危機にひんしている。本土から海を渡り上陸するイノシシに巣穴を荒らされているためだ。→続きはこちら

【動画】オオミズナギドリの巣穴を掘り返すイノシシ

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