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島根県の聖火リレー中止検討に賛否330件 県民説明を検討

2021/2/18 22:25

島根県庁

 島根県の丸山達也知事が5月に予定される県内での東京五輪聖火リレーの中止検討を表明したのを受け、県庁に18日までに300件以上の反響が寄せられた。インターネットや会員制交流サイト(SNS)でも賛否の書き込みが連なる。県は、約1カ月後の最終判断に向け、国への働き掛けや県民への説明をどう進めていくか検討を始めた。

 丸山知事は17日、政府や東京都の新型コロナウイルス感染症対策への不満を訴えて聖火リレーの中止検討を表明。県広聴広報課によると、一夜明けた18日午後までに少なくとも約330件の意見がメールや電話、ファクスで寄せられた。

 知事の発言に対し、「よく言ってくれた」など好意的な内容が7割程度。「コロナが落ち着いているのにそんなこと言わなくても」といった批判的な内容も3割程度あったという。

 インターネットやSNS上では、関連する書き込みが相次ぐ。「県民の命を守ろうとする真摯(しんし)な英断」などと知事の考えを支持する内容や、「もっと意見が出るといい」「政府と地方の温度差がみえる」といった分析も。一方、「五輪と引き換えに予算面で国に頼っているだけ」など、唐突な表明に違和感を示すコメントも見られる。

 県は「国や県選出の国会議員、聖火ランナーへの説明が必要」として、関係部局で要望書や発信方法の検討を始めた。(松本大典、高橋良輔)


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