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コロナ収束へ期待と願い 中国地方でワクチン初接種、広島県内は大竹の病院から

2021/2/18 23:00
ワクチンを接種する広島西医療センターの職員=18日午後2時46分(撮影・高橋洋史)

ワクチンを接種する広島西医療センターの職員=18日午後2時46分(撮影・高橋洋史)

 新型コロナウイルスのワクチン接種が18日、中国地方でも始まった。広島県内では、大竹市の国立病院機構広島西医療センターからスタートした。同日、接種を受けた同センターの医師たちは、副反応などへの不安の声もある中、感染収束へ向けて接種が進むことに期待を寄せていた。

 広島西医療センターには午後0時50分ごろ、専用容器に入ったワクチン585人分が届いた。最初に接種したのは奥谷卓也院長(64)。数秒間の筋肉注射を終えると「いよいよのワクチンで、自分に抗体ができると思うとわくわくする。なるべく多くの人に受けてもらいたい」と強調した。

 この日は、奥谷院長を含め医師、看護師たち12人が接種。経過観察のため全員が約15分会場で待機した後、職場などに戻った。副反応が出た人はいなかったという。同センターは、希望する医師や看護師たち約470人に対し、3月中旬ごろまでにそれぞれ2回の接種を終える計画でいる。

 厚生労働省は、先行接種する医療従事者全国4万人のうち2万人について健康状態などを調べ、定期的に公表する方針でいる。接種を受けた臨床検査技師の高蓋美子さん(27)は「みなさんが安心して接種できるよう、(私たちの安全性を調べた)データを生かしてほしい」と願っていた。

 この日、同センターを訪れた70代女性は「私はすぐではなく、他の人の様子を見てから受けるかどうか判断したい」と話していた。

 中国地方での先行接種は14病院が対象。岡山労災病院(岡山市南区)もこの日、医師や看護師たちに接種した。また、国立病院機構松江医療センター(松江市)にもワクチンが届いた。先行接種の対象病院以外の医療従事者の優先接種は3月中旬から、65歳
以上の高齢者の優先接種は4月から始まる見通し。(白石誠、衣川圭)

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