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中国新聞社記者が試行PCR体験 広い会場に受検者まばら 身分証提示なし/唾液採取に苦戦

2021/2/19 23:15

広島市中区の旧市民球場跡地に設けられた住民向けの検体採取会場

 広島県が旧広島市民球場跡地で始めた新型コロナウイルスのPCR検査を19日午後、中区の住民の一人として受検した。当初は20日を予定していたが、申し込みが少ないと聞き、予約用の電話で前倒しを相談した。電話はすぐにつながり、ドライブスルー方式から徒歩への変更にもスムーズに対応してもらった。

 会場に到着すると、受検者の姿は思った以上にまばらだった。ドライブスルー方式にも数台がいる程度だった。敷地の広さもあり、正直、がらんとした印象はぬぐえなかった。

 検査は、受け付け▽問診票の記入と提出▽検体となる唾液の採取▽提出―の順で進む。それぞれテントが分かれており、マスクとフェースシールドを着けた職員が誘導してくれる。

 受検者は一方通行で移動すればよく、交錯して「密」が生じることはなさそうだ。検査は無料で、会場で健康保険証などの身分証の提示も求められなかった。身軽に受検できるのは大きな利点と感じた。

 問診票には名前や連絡先、感染者との接触歴を記入する。提出すると容器とストローを渡され、唾液採取のテントへ。しかし、ここからが大変だった。

 検査には2ミリリットル分の唾液が必要なのだが、なかなか出ない。出そうとすればするほど口の中が乾いていくような気がして、思わずせき込みそうになった。テント内には「酸っぱいものなどを想像しながら唾液をためてください」という説明とともに、レモンや梅干しの写真が貼ってあった。

 どうにか唾液を取り終わり、検体として提出した。会場内にいたのは15分ほどだった。検査で陽性だった場合は翌日の午後6時以降に電話があるという。陰性だと連絡はない。

 県は毎日、陽性者への電話が終わり次第、ホームページ(HP)で連絡終了を告知するとしている。つまり、電話がなく、告知が出たのを確認すれば、陰性だったと分かる。20日は午後6時以降、スマートフォンを放せなくなりそうだ。 

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