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【バスケットボール】<解説>尺野氏再登板 堅守ベースに一体感を期待

2021/2/20 7:02
広島の新監督に就任する尺野氏

広島の新監督に就任する尺野氏

 B1昇格に導けず、わずか1季で退任した尺野氏の再登板は、粘り強く戦う「広島らしさ」を取り戻すためだ。指揮を執った2018〜19シーズンの前半戦、堅守をベースに一体感のある戦いを見せていた点を再評価。攻守で組織力に欠けるチームを一つにするには、適任と判断した。

 朝山や田中、岡本ら、監督時代の選手も在籍。退任後も育成部門の指導者としてクラブに残っており、チームの現状を知っている点も大きい。横浜時代に2度、シーズン途中に監督が交代したチームを立て直した経験も、再登板への一因となった。

 指導力を評価する田方アシスタントコーチの内部昇格を選ばなかったのは、堀田体制の継承ではなく、変革を求めるクラブの意志の表れだ。新型コロナウイルスの影響で、新外国人の補強は不透明。戦力が変わらない中で結果を出すには、現スタッフ外の人物を据え、戦術やチームの雰囲気を変える必要があると判断した。

 クラブは尺野氏の来季の続投も見据えており、腰を据えてチームの再構築を狙う。今季はB2降格がないだけに、ゼロから再出発し、B1に通用するものを探すつもりだ。(矢野匡洋)

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