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除雪を自動化、効率向上 車両位置・道路の3次元情報活用

2021/2/20 23:00
路面の構造物を避けて除雪板を上げ下げできるか確かめる実験=昨年10月17日、庄原市(広島工業大菅雄三研究室提供)

路面の構造物を避けて除雪板を上げ下げできるか確かめる実験=昨年10月17日、庄原市(広島工業大菅雄三研究室提供)

 広島工業大(広島市佐伯区)の菅(すが)雄三教授(68)=空間情報科学=が、除雪車の前部にある除雪板を自動で操作する技術を開発した。人工衛星で導いた車両の位置と道路の3次元情報を基に、マンホールや橋の継ぎ目など路面の構造物を避けて雪をかき分ける仕組み。作業員の熟練の技に頼っている除雪の安全性と効率性を高める技術として、数年以内の実用化を目指す。

 日本版の衛星利用測位システム(GPS)を担う準天頂衛星「みちびき」などが得る精密な位置情報と、事前にレーザー測量した道路の形状のデータを組み合わせて、路面に接触する除雪板を専用の装置で制御する。雪が積もって路面の構造物が見えなくても、車の動きに合わせて除雪板を自動で上げ下げするという。

▽自動運転見据える
(ここまで 326文字/記事全文 802文字)

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