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トイレットペーパー「不足していません」 経産省、HPで冷静行動呼び掛け(2020年2月29日掲載)

2020/2/29 23:01

 需要を満たす十分な供給量を確保しています。安心して―。新型コロナウイルスに関するデマの影響で、トイレットペーパー買い占めが広がっていることを受け、経済産業省がホームページ(HP)で冷静な消費行動を呼び掛けている。「中国から原材料が輸入できなくなる」などのうわさがインターネット上に流れたのが原因とみられ、広島市内でも品薄の店舗が相次いでいる。

 中区のドラッグストア「ひまわり舟入店」では、28、29の両日で約350セットが売り切れた。1家族につき1セットの限定販売としたが、それでも品切れに。中区の会社員山本法明さん(60)は「買い置きがなくなり、どうしよう」と困り切った様子。水本篤志店長(38)は「直ちに必要としている人に商品が届かないことが心苦しい。デマを打ち消す報道もあり、一時的な現象とは思う」と話した。

 新型コロナウイルスの感染者が出た熊本県では、ティッシュペーパーやおむつを買い占める動きもあり、熊本市の大西一史市長が27日にツイッターで自粛を促す事態に。経産省も28日、HPで「トイレットペーパーは不足していません!」と通知した。

 紙製品メーカーでつくる日本家庭紙工業会によると、日本で流通するトイレットペーパーやティッシュペーパーは、原材料も中国に頼っていないという。同工業会は「供給力、在庫は十分ある。物流が整い次第、消費者に届くようになる」としている。(中川雅晴、田中美千子) 

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