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市民らの合意形成が鍵 岩国駅西側の再開発ビル計画が始動【ズームやまぐち】

2021/2/23 20:19

準備組合が描く再開発ビルのイメージ図

 ▽図書館核に基本計画作り

 岩国市のJR岩国駅西側に再開発ビルを建てる計画が動き始めた。昨年末に市がビル内に図書館を中心とした複合施設を整備する方針を示し、地権者たちでつくる準備組合はビルの基本計画作りに本格着手する。公益施設が入ることで建設費用を賄うめどがつき、次のステップに進む。今後は図書館機能の検討や市民、地権者の合意形成が課題となる。

 駅前に20階建てのガラス張りのビルがそびえ、周辺を多くの人が行き交う。2027年完成を目指す再開発ビルのイメージ図を前に、準備組合の神高克彦専務理事は「これを絵に描いた餅にしてはいけない。早く具体的な構想をまとめたい」と力を込める。

 地権者たちが10年から取り組んでいる再開発は、駅前の飲食店や百貨店が並ぶ6400平方メートルに、商業施設やマンションが入った複合ビルを建てる構想。周辺では駅舎が17年に建て替えられ、駅前広場も昨年完成した。東側では22年完成予定のマンションや市の国際交流施設が入るビル建設の工事が進んでいる。一方で、西側にはシャッターが目立ち、築50年近い建物群が取り残されたままだ。

 計画実現の鍵は、公益施設の進出だった。20年4月に県が産業振興センターを整備する方針を示したが、新型コロナウイルスの影響などでセンターの計画作りが停滞していた。転機は昨年11月末。「これ以上街づくりを遅らせられない」と準備組合がセンターの誘致を断念した。その1カ月後、市が近くの老朽化した図書館分室の機能をビルに移す方針を示した。

 ■予算に盛り込む
(ここまで 649文字/記事全文 1250文字)

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  • 岩国駅西側で地権者たちが計画している再開発予定地
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