地域ニュース
親の心の病、絵本で理解 広島市要対協、学校・保育園で読み聞かせ
絵本の読み聞かせを通じ、心の病を抱える親と暮らしている子どもを支える活動が広島市東区で始まった。市や警察などでつくる市要保護児童対策地域協議会(市要対協)のメンバーが学校や保育園などへ出向き、精神疾患をテーマにした絵本を披露。子どもに病気への正しい知識を伝え、心のケアも図る。
児童福祉法に基づき設置される要対協は、児童虐待の予防や養育困難な家庭の支援に取り組む。今回の活動は、市要対協の東区の実務者組織が昨秋に発案。絵本は、うつ病や統合失調症などについて分かりやすく解説したシリーズを使う。周囲の大人が、精神疾患のある親と生活している子どもと接する際のポイントも伝える。
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