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国公立大2次4・8倍 中国地方

2021/2/24 22:58

試験会場にアルコール消毒液を設置する広島大職員(24日、東広島市)

 文部科学省は24日、25日に始まる国公立大2次試験の志願者数の確定値をまとめた。4月に開学する広島県立の叡啓(えいけい)大(広島市中区)を含めた中国地方の17校には、昨年に比べて1062人減の4万5109人が出願。募集人数に対する倍率は昨年と同じ4・8倍となった。

 17校のうち、国立5校の志願倍率は3・7倍(前年比0・1ポイント増)、公立12校は7・7倍(同0・5ポイント減)。大学別では下関市立大が全国でもトップの10・9倍(同1・6ポイント減)、山陽小野田市立山口東京理科大が10・3倍(同3・5ポイント減)で続いた。

 25日から試験を実施するのは15校。残る2校のうち山口東京理科大は新型コロナウイルス感染拡大を受け、個別学力試験を取りやめて大学入学共通テストの成績で合否を決める。もう1校の叡啓大は16日に開始し、既に終えた。

 15校は24日、感染防止対策を講じた会場の設営作業に追われた。広島大東広島キャンパス(東広島市)では、希望者が着けられるよう、各机にフェースシールドを備えた。体調不良を訴える受験生向けの別室は例年の3倍の数を用意した。同大は「コロナ対策は徹底している。心配せずに日頃の努力の成果を発揮してほしい」としている。

 全国の国公立大172校(叡啓大を除く)の志願者数は42万5415人で、志願倍率は0・1ポイント低い4・3倍。国立82校は3・8倍、公立90校は5・9倍だった。志願者数、倍率ともに大学入試センター試験が始まった1990年以来、過去最低を更新した。

 共通テストの成績が基準を満たさなければ受験対象から外す「二段階選抜」は、前期日程で全国24校が実施し、2139人が不合格となった。うち中国地方の不合格者は鳥取大医学部医学科の11人だった。

 2次試験の中期日程は3月8日から、後期日程は3月12日以降に実施する。(田中美千子、高橋寧々) 


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