働く人向けPCR検査開始 広島県、3日間で3600人予定
2021/2/24 22:58
広島県が広島市中区の住民と働く人を対象に試行している新型コロナウイルスのPCR検査で、県は24日、働く人向けを始めた。26日までの3日間で、約50事業所の3649人が検体となる唾液を提出する。県は運用の課題を洗い出し、感染拡大期に実施するとする集中検査に備える。
対象は、22日までの公募に応じた30人以上の受検者がいる中区の事業所。受検者は事業所に送られてきた検査容器に唾液を入れ、事業所を通じて提出する。結果は原則として検査翌日の午後6時以降、陽性者本人に電話で伝えられる。
県は当初、2千人規模を想定していたが、希望が多いため枠を広げた。担当者は「会場に行かなくて良いメリットがある。知らない間に感染が広がらないようにと、検査を望む事業者が多かった」とみている。
県は、感染拡大期に無症状の感染者を早く見つけて抑え込もうと、一定の地域を任意、無料で集中検査する計画を持つ。今回の試行で、広報や効果、当日の流れ、結果判明までの時間、受検動機などを検証する。
住民向けは19〜21日で、想定の半数の3238人が受けた。陽性者は4人だった。(宮野史康)
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