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111人、プロの道に 広陵が19人で最多【センバツ中国勢・記録と記憶 データ編3】

2021/2/25
2010年に4強入りに貢献した広陵の有原。早大、日本ハムを経て今季、米球界に挑戦する

2010年に4強入りに貢献した広陵の有原。早大、日本ハムを経て今季、米球界に挑戦する

 選抜大会では優勝争いに加え、プロ野球ドラフト会議の指名候補となる有力選手の活躍にも注目が集まる。2リーグ制となった1950年以降にプロ野球でプレーした中国地方の高校出身者のうち、111人が春の大舞台に出場。後のプロ入りへの礎を築いている。

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 最多の19人を送り出すのは広島・広陵だ。プロ野球草創期の名選手、白石勝巳(元巨人、広島など)は35年の準優勝に貢献した。70年には佐伯和司(元広島など)が2試合連続完封の快投を披露。夏の甲子園は逃したが、地元広島から1位指名で迎えられた。

 2003年の優勝メンバーは西村健太朗が巨人、白浜裕太は広島、上本博紀は阪神に入団。野村祐輔(広島)や有原航平(日本ハム―米レンジャーズ)は大学を経て成長し、1位入団を果たした。

 広島商も南海の名将・鶴岡一人や強打者山本一義(元広島)らが選抜を経験。73年の達川光男(元広島)は捕手で好リードを見せ、準決勝では栃木・作新学院の怪物・江川卓(元巨人)を破った。呉港の藤村富美男(元阪神)、崇徳の山崎隆造(元広島)、広島工の小林誠二(元広島など)らはプロでも活躍。ヤクルトで守護神として活躍し、現在監督を務める広島工の高津臣吾は、一塁手としての出場だった。

 山口は下関商の池永正明(元西鉄)や南陽工の津田恒美(元広島)ら右の本格派投手を中心に17人が出場。岡山東商の平松政次(元大洋)や島根・浜田の梨田昌孝(元近鉄)、岡山南の川相昌弘(元巨人など)らがプロ入り後も活躍を見せた。(加納優)

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