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【諦めない場所 西高閉校】<上>自由な課程、自立後押し/教諭の支え胸に卒業へ

2021/2/25 22:25

校内の寄せ書きコーナーで、感謝のメッセージを張る古迫さん(撮影・藤井康正)

 通信制の広島県立西高(広島市中区)が、広島都市圏の定時制と通信制の公立学校再編に伴い、3月末で閉校する。1948年に鯉城(りじょう)高通信教育部として開校以来、多様な経歴や背景を持つ生徒を受け入れ、学びを支え、送り出してきた。3月7日の卒業式・閉校式を前に、在校生や卒業生の思いをたどった。(赤江裕紀)

 ▽古迫奈々葉さん(20)=廿日市市

 3年余り通った母校を、この春に卒業する。時を同じくして閉校が重なった。「もう学校を頼れなくなるのは寂しいけれど、次の目標を見つけて頑張りたい」。前を向き、自立できる力を育んできた。

 高校2年の初めまで、県内の全日制の公立高に在籍していた。体調を崩しがちで、朝の登校が負担に。日中と夜間のスクーリング(登校指導)を組み合わせられる西高へ、2017年秋に転入した。

 特徴である自由な教育課程は、裏を返せば、自分で考え、行動するよう求めてきた。転校前は何かと周囲に頼りがちな面があっただけに、授業に遅刻したり、提出物の期限を守れなかったりと、出だしはつまずいたという。学校生活に慣れるにつれて、少しずつ時間の調整や行動の見直しをできるようになった。
(ここまで 492文字/記事全文 1831文字)

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  • 国光教諭(右)と進路の打ち合わせをする文さん(撮影・藤井康正)
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