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コロナワクチン接種3月第1週スタート 広島県、医療従事者対象

2021/2/26 9:17
副反応調査などを目的に既に始まっている医療従事者向けの「先行接種」(2月18日、大竹市の国立病院機構広島西医療センター)

副反応調査などを目的に既に始まっている医療従事者向けの「先行接種」(2月18日、大竹市の国立病院機構広島西医療センター)

 広島県は25日、医療従事者を対象にした新型コロナウイルスのワクチン接種を3月の第1週に始めると明らかにした。政府が4月12日に接種開始を目指している高齢者向けは配分量が限られるとして、全23市町での一斉開始は断念した。

 県によると、医療従事者向けのワクチンは、3月1日の週と8日の週に計24箱が半分ずつ届くと、国から連絡があった。ワクチンは1箱195瓶入りで、県は1瓶の接種回数を5回とみており、計2万3400回分となる。3週間後にも同数が届くため、試算している対象者8万5千人の3割弱をカバーできるという。

 県は、ワクチンを零下75度で保管できる超低温冷凍庫を配備する「基本型接種施設」として、県内31の拠点病院を選んだ。地域のバランスや感染者数などを踏まえて、まずはこのうち24病院に配る。

 県は当初、医療従事者向けの接種を3月中旬から始める予定だった。開始時期は早まるが、終了時期は見通せないとしている。

 65歳以上の高齢者向けは、4月5日の週に2箱、12、19日の週に各10箱が届く。合計で2万1450回分となる。県は今後、感染者の発生数や市町の意向などを踏まえて、接種を始める市町を選ぶ。対象は81万6千人と見込んでいる。

 県はまた、ワクチンについて、専門的な内容から不安まで幅広い相談に応じる電話窓口を3月1日に開くと決めた。(宮野史康) 

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