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医療従事者の優先接種、広島県11万2000人 コロナワクチン、31施設名も公表

2021/2/26 22:54

 広島県は26日、新型コロナウイルスワクチンの優先接種を受ける医師や看護師たち医療従事者が県内で11万2千人になると明らかにした。これまでは8万5千人と推計していたが、希望者を確認した結果、1・3倍に増えたという。超低温冷凍庫を備える県内の拠点病院など31施設の具体名も公表した。

【グラフ】広島県の新型コロナウイルス感染者数と医療提供状況

 医療従事者は医師や看護師をはじめ、新型コロナの感染者と接する機会のある医療機関の事務職員、薬剤師、救急隊員、保健所の職員たちが該当する。医療従事者向けとして3月中に県内へ配分されるワクチンは48箱、計4万6800回分。1人当たり2回接種すれば2万3400人分で、希望者の2割に相当する。

 県が公表した31施設は、ワクチンを零下75度で保管できる超低温冷凍庫を備える。このうち国立病院機構広島西医療センター(大竹市)など4施設では、安全性を見極めるのを目的に先行接種が始まっている。

 県は残る27施設のうち21施設に1箱ずつ、6施設には2施設で1箱ずつ、それぞれ渡す方針。感染者の発生数や地域のバランスを踏まえて順番を判断したという。これに基づき国は3月1日の週に13施設、8日の週に14施設へ配送する。

 27施設はワクチンが届き次第、自施設の医療従事者に接種する。それぞれ近隣の医療従事者向けの接種も担う。また、小分けしたワクチンを受けて自施設と近隣の医療従事者に接種する医療機関が県内で約900、指定されている。

 県は3月1日午前8時半、ワクチンの幅広い相談に応じる24時間対応の電話窓口を開く。Tel082(513)2847。(宮野史康) 

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