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島根知事、飲食業支援を再度訴え 広島知事も理解示す

2021/2/27 23:10
全国知事会のウェブ会議で県内の飲食店への早急な支援を訴える丸山知事(27日)

全国知事会のウェブ会議で県内の飲食店への早急な支援を訴える丸山知事(27日)

 全国知事会が27日開いた新型コロナウイルス緊急対策本部のインターネット会合で、島根県の丸山達也知事は、政府が緊急事態を宣言していない地域の飲食店を支援する必要性をあらためて説いた。広島県の湯崎英彦知事は会合後、丸山知事の訴えに理解を示した。

 丸山知事は、コロナ対応で政府や東京都に問題があるとして、島根県内で東京五輪聖火リレーの中止を検討すると表明済み。この日の会合では、飲食店への営業時間の短縮要請など飲食を中心とした対策で感染を抑え込めているとした上で「副作用が全国に及んでいる。県内の飲食業も惨憺(さんたん)たる状況だ」と訴えた。

 知事会は緊急提言案に、宣言の影響を受けた全国の事業者への支援や雇用対策を盛り込んだ。丸山知事は「これを全部やるとなれば新しい経済対策が必要で、待っていられない事業者もいる。時間軸を見据えて要望してほしい」と述べ、対応を急ぐよう呼び掛けた。

 丸山知事の発言について湯崎知事は出席後、「実際問題として時短要請をしていないところも大きな影響が出ている。宣言地域以外で、飲食業を中心とした事業者の支援を国にはお願いしたい」と同調した。会合では提言案に、全国の知事が目指す感染状況を「ステージ1」(散発的発生)と明記するよう提案した。

 鳥取県の平井伸治知事は対策本部長代行として提言案を説明した。山口県の村岡嗣政知事は特別対策チーム副リーダーとして、ワクチン接種を巡るスケジュールや事務負担などの課題を列挙した。(畑山尚史) 

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