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スポーツジム、営業縮小 「新型コロナ感染源」国が例示(2020年3月11日掲載)

2020/3/11 8:58
ハコジムでトレーニングマシンを消毒するスタッフ(広島市中区)

ハコジムでトレーニングマシンを消毒するスタッフ(広島市中区)

 新型コロナウイルスの集団感染を防ぐため、中国地方のスポーツジムで休業や営業の縮小が広がっている。政府が国内の感染源の一つとして「スポーツジム」を例示した影響もある。営業を続けるジムも予防策に追われている。経営には大きな打撃となるが、当面は感染拡大の防止を重視する構えだ。

 主に女性向けのフィットネスクラブを展開するカーブスジャパン(東京)は、中国地方の全127店など国内の全店を8日から休業している。15日まで。「政府の自粛要請を受けて強い対応が必要と考えた」と説明する。5日からレッスンの一部を休止していた広島YMCAウエルネススポーツセンター(広島市中区)は7日、広島県内で初めて感染者が確認された発表を受け8〜22日の休館を決めた。

 ルネサンス(東京)も2〜15日、中国地方の8店でヨガやエアロビクスなどを取りやめている。「安全のために仕方ない」と同社。営業を続けるプールなどでも館内の小まめな消毒に取り組む。

 個室貸し切り型で24時間営業のフィットネスジム6店を広島市内で運営するハコジム(南区)には、他の施設の利用者から予約が集まっている。不特定多数の人と会わずに使えるため、3月に入って1日当たりの新規利用者は2月の約1・5倍に増えた。通常は無人営業だが、3日からはスタッフが器具の消毒のために店を巡回している。

 永田秀晶社長は「運動の習慣を途切れさせたくないとの声に応えたい。感染予防にはしっかり取り組む」と話す。(森岡恭子)

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