地域ニュース

福山城の歴史、映像で体感 博物館21年リニューアル、5階シアター/2〜4階展示

2021/3/2 22:45

 福山城築城400年の来年リニューアルする天守内の福山城博物館のフロア概要が2日、分かった。福山の歴史を体感できる大型モニター3面を備えた「フクヤマシアター」(仮称)など、映像も新たに駆使して幅広い世代が城の歴史に親しめる空間に一新する。市は、近く東京の業者に展示の改修業務を委託し、来年8月28日の再開を目指す。

 関係者によると、改修では1〜6階にエレベーターを新設。フクヤマシアターは5階に設ける。1階のエントランスでも映像で城の概要などを紹介。2〜4階は展示スペースとし、築城した初代福山藩主の水野勝成や幕末の藩主阿部正弘の功績や生涯を伝える資料などを置く。

 2階の企画展示室では年数回の特別展などを開催。多目的スペースとミュージアムショップも設置し、ショップでは城の関連グッズなどを扱う。最上階の6階は従来と同様に市中心部が一望できる展望台になる。

 天守内の同博物館は、市内初の博物館として1966年の城の再建時に開設され、古墳時代以降の市の歴史を幅広く紹介していた。改修後は城や城にゆかりのある歴史上の人物に絞った内容にする。

 水野勝成は1622年8月28日、江戸幕府に城の完成を報告したとされる。市は2022年の同日を築城400年の記念日とし、再開日に予定している。

 市は、博物館リニューアルの業務委託に伴う仮契約を丹青社(東京)と結んでいる。契約金額は約3億9670万円。本契約に必要な議案のほか、業務委託の費用の一部など約5億円を盛り込んだ21年度一般会計当初予算案を開会中の市議会定例会に提出している。(門戸隆彦)


この記事の写真

  • 展示などを一新する福山城博物館が入る福山城天守(2020年10月)

上記の写真をクリックすると拡大して表示されます。

  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

同じ日のニュースの記事
一覧