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克行被告元政策秘書の有罪確定 違法報酬、被告・検察控訴せず

2021/3/4 0:17

河井克行被告(左)と高谷真介被告

 元法相の衆院議員河井克行被告=公選法違反罪で公判中=の妻案里元参院議員=有罪確定=が初当選した2019年7月の参院選広島選挙区で、車上運動員に違法報酬を支払ったとして同法違反(買収)の罪に問われた克行被告の元政策秘書高谷真介被告(44)=東京都葛飾区=に懲役1年6月、執行猶予5年の有罪判決を言い渡した広島地裁判決が3日、確定した。被告側、検察側とも2日の期限までに控訴しなかった。

 車上運動員を巡る違法報酬事件は、20年3月に逮捕、起訴された河井夫妻の元秘書2人の有罪が確定し、一連の公判が終結した。広島地検は、違法報酬を受け取った車上運動員の刑事処分はしない見通し。

 2月16日の高谷被告の地裁判決によると、政策秘書だった19年7月19〜23日、案里氏の元公設第2秘書立道浩氏(55)=有罪確定=らと共謀し、車上運動員14人に法定上限の2倍となる1日3万円の報酬計204万円を渡した。

 判決では克行被告が選対本部のあらゆる業務の決定権限を握っており、車上運動員の報酬額の権限もあったと推認できると指摘し、高谷被告が克行被告に報酬額を確認して関係者に伝えたと認定。報酬額の決定などに関与していないと訴えた弁護側の無罪主張を退けた。


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