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海田高定時制も惜別 14人出席

2021/3/7 21:03
閉課程式を終えて退場する大谷さん(手前左から2人目)たち海田高定時制の最後の卒業生

閉課程式を終えて退場する大谷さん(手前左から2人目)たち海田高定時制の最後の卒業生

 広島県海田町の海田高定時制課程で7日、最後の卒業式と閉課程式があった。安芸郡を中心に多様な人たちが通った学びやは、半世紀余りの歴史に幕を下ろす。

 体育館での卒業式には14人が出席。坂町の大谷愛子さん(73)が生徒代表として卒業証書を受け取った。

 大谷さんは70歳まで給食調理の仕事を続けた後、2017年度に入学。一日も休まず、修学旅行やクラスマッチも10、20代の級友と楽しんだ。「中学卒で、高校での学びにずっと興味があった。苦労もあったが先生やクラスメートに恵まれ、悔いのない学校生活でした」と感慨を深めた。

 同高定時制は1968年に開設され、900人以上が巣立ったが、17年度を最後に募集を停止した。卒業式に続いてあった閉課程式で、馬屋原幸孝(よしたか)校長は「定時制課程が果たした役割や成果をしっかりととどめていきたい」とあいさつ。式典後、同高の中庭で定時制の記念碑の除幕があった。(石井雄一)

【高校人国記】

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