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【速報】広島市の変異株感染13人に 新型コロナ

2021/3/9 16:41

新型コロナウイルスの変異株の感染確認について発表する阪谷保健医療担当局長(右)=9日午後3時2分、広島市役所(撮影・河合佑樹)

 広島市は9日、新型コロナウイルスの変異株に市民13人が感染したと発表した。このうち海外の渡航歴がない7人から、英国で広がっている変異株を確認したという。変異株の感染が判明したのは広島県内では初めてで、中国地方5県では2月18日の岡山に続き2県目となる。

 阪谷幸春・保健医療担当局長が市役所で記者会見して説明した。「感染力が強いとされている変異株が市内でいきなり13人出て、これから広がるのではないかと危惧している。危機意識を高めて感染防止対策をするよう、市民に注意喚起したい」と述べた。

 市によると、市衛生研究所(西区)などで変異株かどうかを確かめるPCR検査をしたところ、3月初旬以降に13人が陽性となった。このため13人全員の検体を国立感染症研究所(東京)へ段階的に送った。

 国立感染症研究所からは9日、うち8人分のゲノム(全遺伝情報)解析の結果が報告された。7人は感染力が強いとされる英国型と判明し、もう1人は十分なゲノム情報が得られなかった。8人は全員、海外への渡航歴がなかった。残る5人は解析中としている。

 13人は、感染のつながりから9人と4人のグループに分かれており、濃厚接触者や接触者に感染が広がっている。ゲノム解析の結果が判明した8人は全員が9人のグループ。もう一つの4人のグループのうち3人は、海外への渡航歴があるとしたが、具体的な行き先は明らかにしなかった。市は現在、13人の濃厚接触者たちを調査しており、必要に応じてPCR検査をするなど感染の広がりを把握するとしている。 

【より詳しく】知事「取るべき基本的な対策変わらない」と呼び掛け


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