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公募の副市長案否決 安芸高田市議会、コロナや財政難理由【動画】

2021/3/10 23:04

公募した2人目の副市長の選任同意案を賛成少数で否決した安芸高田市議会本会議

 安芸高田市議会(定数16)は10日、本会議を開き、全国から公募した2人目の副市長に、一般社団法人RCF(東京都)職員の四登(しのぼり)夏希氏(34)=東京都=を充てる選任同意案を賛成少数で否決した。新型コロナウイルスの影響で先行きが見通せない現状や、市の厳しい財政状況などを理由に8人が反対し、賛成の7人を上回った。

 本会議では、石丸伸二市長が四登氏の選任案の提案理由を説明。商社勤務を経てRCFで官民の連携事業に関わっている経歴などを紹介し、子育て中の女性の活躍を市として後押ししたいとの考えも示した。

 質疑の後、市議13人が賛成、反対それぞれの立場で討論した。反対討論では、新たな副市長の起用で年間約1200万円の人件費が生じるのを念頭に、財政難への対応やコロナ禍での経済的支援を優先するべきだとの意見が大勢を占めた。公募内容の市民への周知が不十分だったとの指摘や、透明性を高めるために選考委員会を設けるべきだったとの声もあった。

 賛成討論では、四登氏の経験を市政の改革に生かしてほしいとの意見が目立った。討論に立たなかった2人も含め、宍戸邦夫議長を除く15人で採決した。

 副市長の公募は、石丸市長が有能な人材を広く集める狙いで発案。1月4〜31日に人材サービス会社のウェブサイトで受け付け、4115人から応募があった。書類審査と、市職員や石丸市長たちによる2度のオンライン面接を経て、石丸市長が今月1日に四登氏の内定を発表した。

 開会中の市議会定例会を巡っては、石丸市長が昨年9月に本会議中の市議の居眠りをツイッターで指摘し、一部市議から「どう喝」されたとする問題について、自身と対話する意思を示している市議に対してのみ一般質問で答弁すると表明した。4日の一般質問では、対話の意思を示していないとする市議に対して「後ほど文書で回答する」などと繰り返し、市議会が「答弁が不十分」と反発。本会議を延期する事態となった。(和泉恵太、小山顕)

 【解説】市長への不満が見え隠れ
(ここまで 837文字/記事全文 1638文字)

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