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水木しげる記念館を建て替え 境港市、23年度着工目指す

2021/3/11 23:05
現地で建て替える方針が固まった水木しげる記念館

現地で建て替える方針が固まった水木しげる記念館

 境港市は、老朽化が進む「水木しげる記念館」を現地で建て替える方針を固めた。「ゲゲゲの鬼太郎」などで知られる市出身の漫画家、故水木しげるさん(1922〜2015年)の作品に登場する妖怪をテーマに、国内有数の観光地へ成長した「水木しげるロード」の中心施設。水木さんの生誕100年となる22年3月の計画発表と、23年度の工事着手を目指す。

 記念館はJR境港駅を起点に177体の妖怪ブロンズ像が並ぶ約800メートルのロードの東端に位置。2階建て延べ1141平方メートルで、03年3月に料亭跡を改築してオープンした。水木さんの作品や生涯、妖怪をテーマにした展示を展開し、20年までに約416万人が入館した。しかし築約100年が経過した建物や設備が老朽化。展示や資料の収蔵スペースの手狭さや、バリアフリー化なども課題となっていた。

 市は、開会中の市議会定例会に提出した21年度一般会計当初予算案に、基本構想や基本計画の策定費1300万円を盛り込んだ。市観光振興課は「原画などの貴重な資料を適切に管理、展示できる環境を整え、水木さんの作品や戦争体験、妖怪文化を後世に継承していきたい」と話している。(小畑浩)


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