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【詳報・克行被告第46回公判】情状証言・科学技術振興機構元理事長<1>宇宙政策に立派な識見

2021/3/16 21:55

 2019年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、公選法違反罪に問われている元法相の河井克行被告(58)=衆院広島3区=の第46回公判が16日、東京地裁であった。妻の案里元参院議員(47)=有罪確定=を引き合わせ、25年来の親交があるという科学技術振興機構元理事長の沖村憲樹氏(80)が弁護側の情状証人として出廷。克行被告の政治家としての活動や実績を証言した。詳報は次の通り。

【弁護側の主尋問】

弁護人 証人は現在、公益財団法人全日本科学技術協会の理事長か。

証人 はい。

弁護人 科学技術庁の官房審議官や官房長などを歴任し、退官後は科学技術振興機構理事長などを務めたか。

証人 はい。

弁護人 証人と河井先生の関係は。

証人 平成8年に河井先生が国会議員1年生のときに知り合いました。

弁護人 きっかけは。

証人 克行先生が衆議院の科学技術特別委員会の委員などをしていた時に私が国会担当でした。そこで知り合いました。

弁護人 研究会で一緒になったことはあるか。

証人 克行先生がDFD(ダイナミック・フューチャー・ドリーム)という勉強会を立ち上げた。私も科学技術庁の官房長として参加しました。

弁護人 克行先生が国会議員になってからの交流は。

証人 官房長として国会議員に説明する業務があり、頻繁に会っていました。

弁護人 省庁改革についても意見を交わしたか。

証人 科学技術庁の官房長の時、省庁改革は大きな問題でした。克行先生は「科学技術をもっと振興すべきだ」との立場から「科学技術省をつくるべきだ」と主張し、自民党の部会などにも伝えていただきました。

弁護人 平成8年当時、宇宙開発で河井先生はどんな活動をしていたか。

証人 DFDで勉強していました。宇宙開発研究会を主宰し、勉強していた。宇宙ロケットの打ち上げの視察などもされていました。

弁護人 平成8年から11年まで頻繁に会っていたか。

証人 はい。

弁護人 科学技術庁を退官してからも付き合いがあったか。

証人 年数回はお会いする緊密なお付き合いをさせていただきました。

弁護人 案里さんを紹介したのはあなたか。
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