地域ニュース

山里で40年「温かな歯科医師人生」 廿日市市吉和唯一、71歳の江島さん引退へ

2021/3/17 21:18
医院の診察室で経験を振り返る江島さん

医院の診察室で経験を振り返る江島さん

 廿日市市友田の歯科医師江島恒章さん(71)が、今月末で引退する。市が運営する吉和診療所(吉和)と、自ら開いた江島歯科医院(友田)で計約40年診察を担い、中山間地域の住民の口内環境を守り続けてきた。

 1981年に地元の佐伯地域で同医院を開業。当時は1日80人以上の患者が訪れることもあった。朝から晩までほぼ休憩なしで働き、診察の際は歯磨きの仕方から丁寧に教えた。

 その後、佐伯歯科医師会を通じて吉和診療所への赴任を打診された。当時、吉和地域には歯科の医療機関はなく、中山間地域である佐伯地域で育った自らも医療環境の不便さが課題だと感じていた。「困っている人を助けるのは医療の原点だ」と快諾し、83年から週1回の診察を担った。

 ▽膝に乗ってきた子どもたちが今…
(ここまで 329文字/記事全文 767文字)

会員限定の記事です
  • 無料登録して続きを読む
  • ログインする

この記事の写真

  • 無料登録して写真を拡大
  • ログインする
  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

同じ日のニュースの記事
一覧