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英の核保有増強、EU離脱で存在感誇示か 広島市立大広島平和研究所・大芝亮所長に聞く

2021/3/17 22:17

大芝亮所長

 英国はなぜ、核弾頭保有数の上限を180発から260発に引き上げると表明したのだろうか。広島市立大広島平和研究所の大芝亮所長(66)に聞いた。(桑島美帆)

 1952年に核兵器保有国になった英国は、核抑止力を維持することで米国との同盟関係を維持してきた。しかし中国が経済的にも軍事的にも台頭し、国際情勢の先行きが不透明な中、核弾頭数を増やすことで核抑止力の信用度を高めようとしているのだろう。

 英国は昨年に欧州連合(EU)から離脱し、国際社会でも欧州でも存在感を示す場が減っている。核兵器は依然として国家間の国力を示す道具に使われる。ジョンソン首相は「われわれは以前より強く、安全に、もっと繁栄する」と強調しており、英国のプレゼンス(存在感)を誇示しようという意図が見える。

 ▽冷戦後、新たな局面
(ここまで 347文字/記事全文 958文字)

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