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「不当な判断」住民や支援者ら落胆と失望 伊方原発3号機運転容認

2021/3/18 15:39

広島高裁の異議審決定を前に、伊方原発3号機の運転差し止めを求めて同高裁前を行進する支援者たち(18日午後1時28分、広島市中区)

 四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の再稼働の可否を巡る広島高裁の異議審は、運転差し止めを命じた2020年1月の判断から一転、運転を認める決定となった。「不当な判断だ」「残念でならない」。差し止めの仮処分を申し立てた山口県内の住民や支援者、弁護団に落胆と失望が広がった。

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 申し立てた3人のうちの一人、原発から約31キロにある柳井市の離島・平郡島に住む青木シヅエさん(85)は午後2時過ぎ、自宅で一報を聞き、声を落とした。「残念な結果になった。でも、これで引き下がる訳にはいかない。再稼働反対の運動はこれからも続けていく」

 運転差し止めを求める仮処分を巡っては、山口地裁岩国支部が請求を退け、住民側が不服を申し立てた即時抗告審で広島高裁は20年1月、原発の沖合約400〜600メートルを走る地質の境界線「中央構造線」について「活断層の可能性が否定できない」と判断。運転を認めない決定を出した。

 弁護団共同代表の中村覚弁護士は、同高裁前で報道陣の取材に応じ「四国電力の主張を、そのままうのみにした非常にけしからん決定だ」と怒りをあらわにした。

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